倉内均氏脚本・監督による作品。
昭和38年当時、文藝春秋の編集部員だった半藤一利(現・作家)氏が
企画した座談会を実写化。その座談会には政治家、ジャーナリスト、
一般人、アナウンサーや兵士など総勢28名が
東京の料亭「なだ万」に集まって終戦の舞台裏を明かす内容のもの。
「もしかしたら、原爆は落とされなかったかもしれない。
また新潟、小郡にも落とされたのかもしれない・・・」。
役者にはこれまた奇選とも言うべき人たち。弁護士やジャーナリスト、
作家に俳優と職業を問わずに多くの人が集まった。
文士劇としては大変ユニーク。でも演技をするという観点からは
新聞記者や漫画家という職業の人にはとても不利なものになりましたね。
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