単館映画館でひっそりと始まり、いつの間にか
終わっている作品の1つだろう。
試写が始まる前に監督自ら挨拶をしていました。
試写を開催している間はずっと挨拶をするそうです。
先日の『名前のない女たち』で主演を努めた女優さんも
試写開始前に挨拶に来ていた。一般試写ではなく、プレス試写で
挨拶をすることって業界人には何ともパンチのある演出のような気がする。
さて、作品の方は監督が挨拶で話していてたように「素直な状態で作った」という
その根拠が感じられた。メリハリはないのだが、メッセージ性が強く
セリフ1つがキーポイントとなってくるので1シーンたりとも見逃せない。
こんな作品こそ、もっと世に出回るべき純朴な作品だ。
2作品目は対照的に大々的な宣伝でスケールがでかい“桜田門外の変”。
監督、キャストにスタッフ陣ちどれをとっても豪華で配給、宣伝がビックネーム。
お金がかかっているだけに骨太な作品になっていることは間違いない。
世の中では圧倒的に後者の方が伸びること目に見えている。
レンタルになってもきっと1位にランキングされるだろう。
試写室が満席で通路にパイプ椅子がでるほど。
どちらの作品も心に残るとても良い作品でした
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