急きょ、日曜日に撮影取材が入り、その打ち合わせをしている時間がない
という担当者と早朝、待ち合わせて書類材料をもらいにクルマで行きました。
知らない場所だったためにナビ設定すると、
通ったことのないぬけ道を示していました。
当然、その順に従いながら行くことに。
段々と道が狭くなりクルマがすれ違うと、
その場にいた歩行者は身を縮めて行くような道幅になっているので
私の心も細くなってくるのがわかりました。
そんな道を進むと案の定、対向車が。そして歩行者も。
慎重にクルマを進め、電信柱や看板などを交わして行くと、
左側を歩いていた通行者が持っていたバッグで私の車体を叩きながら通る姿が!
その歩行者と目が合い、慌ててクルマから降り
「オイ!コラーッお前、今バッグでクルマを叩きながら通っただろ!」
と怒号を響かせると、
横にいた連れのおじさんが
「すみません、すみません。こういう者なので」。
「そんなモン、見せてどうすんのぉ!?お前、ナメとんのか!コラーッ!」
と完全にキレていた私に
おじさんは「これなんです」と『障害者手帳』と書かれた文字を指さしていました。
バッグでクルマを叩いていたおばさんもふてぶてしい態度で謝るが、
私の心は治まらず・・・。
近所の野次馬が出てきているのに気が付いたのはクルマに戻ろうとする時。
その時には「いこいこっ!」という吐き捨てるような言い方をするおばさんの声を
尻目に目的場所へと走り始めていました。
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