〜働かざるもの食うべからず19〜
なんにもすること無いから晴れた日に
よく知っている公園に行って芝生に横になってみた。
芝生を見た。
空を見た。
景色を見た。
なんにも変わっていない。
これで日が変わっていくのだろう。
1日ってこんなもんなのだろう。
充実した日であろうと、なかろうと夜になれば、寝る。
明日はまた来る。
芝生に寝転びながら、充実した過去の日を思い出してみた。
そして今。
その充実した日を境に大きく変わっただろうか。
寝転べているからかわったのだろうか。
もっと日々、働いていたのだろうか。
今と過去、そしてこれからと、何ら変わることのない。進歩がなければ、後退もない。
なんにも食べたくない。
ただぼ〜っとしていた。
そろそろ雨が降るらしいから帰ろう。
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