仕事で千葉県のヴェルシオーネ若潮という婚礼、宿泊、レストランを兼ねた式場に行ってきた。
35周年という記念すべきセレモニーイヤーだが、
イベントらしきものはなく、ちょっと時代遅れのディスプレイやヴァンケットとなっていた。
ホームページ写真も古いし、格好わるいことから新しい改革を提案したくなるほど。
この手の場所はトイレを見れば、すぐにわかる。
うんうん、やっぱりと思う箇所は多々ある。そんな中、レストランに行ってみた。
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ランチメニューではフェアを開催中ということで早速、
ベジタブルフェアのある煮込みハンバーグをチョイスしてみた。
テーブルアイテムにも古さが否めず、ちょっと呆れ気味。
輪をかけるようにメニューリストも古く、
写真から美味しそうなシズル感がなく、
カピカピなメニュー写真からチョイスした。
ヴェルシオーネ若潮のメニュー写真を撮ってあげたくなるほどだった。
オーダーしてから待つこと15分。
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お決まりのフォーメーション(メイン・ライス・スープにサラダ・甘味)で
やっと来たよ!と思い、
早速スープから味わってみる。美味い!
と驚きハンバークにナイフを入れて食べてみる。
肉汁がしたたり落ちない、肉ぎっしりハンバーグは、
中なで火が通っており、味があるのでソースをつけなくともハンバーグが食べられるのだ。
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煮込まれているハンバーグに付き添われているのは、
素揚げではなく、茹でただけのお野菜。
レンコン、人参、お芋にパプリカにナスやカボチャという根菜。
色が鮮やかで味もしっかりとあり、
野菜が煮込まれた硬さもちょうどいい。
デミソースは甘くなく、また酸味が効いているわけでもないため、
ハンバーグ、野菜にもそれぞれマッチしている。
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美味しいのと、仕事の合間のランチだったため、ゆっくりと食べられなかったのが残念。
外観や建物内のレイアウトのカッコ悪さとは裏腹に、
レストランでは最高のものを食べることができた。
しかもランチメニューはどれも1000円前後の価格帯でしめられている。
厨房では、最高の腕を持ったシェフが潜んでいるのだろう。
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